かつての島であった面影を残す児島・下津井
江戸時代、北前船で繁栄した港町。
西国大名の参勤交代の御座船や、北陸・奥羽諸藩の参米、
特産品を積んだ船、讃岐の金毘羅船などが風待ち、
潮待ちに来港して、港は活気に溢れた。
人情溢れる町に、路地裏を覗けば昔ながらの町並みが
柔らかな風と波を背にして、坂道を少し登った先に
宮本被服がある。

丁寧に整備されたミシンから感じる
縫製への高い意識。
ジャケットひとつ取り上げても
見えない部分へのこだわりと
確かな技術が伝わる。
培われた技術の裏打ちには
創業からの経験値と
道具への愛情が感じ取られる。

港町で生まれ育った姉妹・従姉妹で構成された
珍しくも活気溢れる職場。
商品づくりにも女性ならではの感性と
細やかな気遣い、
それでいてエネルギッシュな
デザインとして生かされている
日々笑いが絶えない職場では
常に前向きな言葉が飛び交わされ
力溢れる商品は
着る人も元気にさせてくれる。

Muu-SAN63オリジナルパンツ
織も珍しく、
履けば履くほど柔らかく馴染んでくるパンツ
気持ちがいいほどにサラッと履けるのが特徴
デニムは色落ちすると言われるが、
このパンツは
色が濃くなっていく。
色の変化と馴染感をお楽しみいただける一本。